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うす曇りの中、専用グラスなしに金環日食を眺めながら過ごした今朝。
神のみ技に感動しながらながら週の始まり。 もう二度と見れないであろう美しい天体ショウを、ニコラ・ゴンベールNicolas Gombert のミサ曲 Missa Media Vita in Morte Sumus をBGMに眺めていた。 ![]() 作曲者:ニコラ・ゴンベール(Nicolas Gombert, 1495年頃~1560年頃)はルネサンス時代のフランドル楽派の作曲家。ジョスカン・デ・プレとパレストリーナの間の世代では最も有名かつ最も影響力のあった作曲家で、存分に展開される複雑なポリフォニー様式は、音楽史における過渡期の最良の典型となっている。 おそらくゴンベールは、ジョスカンとパレストリーナの間の世代の、とりわけ宗教曲の分野において、最もすぐれた代表者である。ゴンベールはポリフォニー様式を至高の極致に至らしめた。通模倣様式がジョスカンにあっては普通の仕掛けだったのだとすれば、ゴンベールにあっては優位のからくりだったのである。長きにわたるホモフォニーの楽句は、ゴンベールの宗教曲ではまず滅多に見受けられない。ゴンベールは、非常に密な間隔での模倣をとりわけ好んだが、技術的には非常に難度の高い離れ業である。ゴンベール作品では、とりわけ同時期に活躍した他のフランドル楽派の作曲家にくらべると、頻繁な不協和音の利用も目立っている。この点においてはむしろ同時代のイギリスの作曲家、例えばジョン・タヴァーナーやトマス・タリスに近しい。 部分日食から、リング状の金環日食になり、また部分日食を経て月の影が消えていく。 確かにそこに存在する月の大きな影。それを垣間見れる、僅かな時間。 そして、宇宙の歴史からみたら、ほんの一瞬である人の人生時間。 私の時間が終われば私自身、跡形もなく消えていく。 ただ、私は今、この時間、確かに存在している。太陽の中に写った月の様に。 ![]()
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